トンデモ懐疑論
はてな記法を忘れた頃にネタを見つけるようです。 今回の元ネタはこちら。Wedgeという雑誌は立ち位置がよく分かりません。基本的には保守系で懐疑論の記事を載せるんですが、Wedge選書では住明正の本を出していたりもするので。 結論の要約 4つの論点につい…
ご無沙汰しております。元ネタはこちら。またDaily mailの飛ばし記事ネタですか。そういえば最初にここで記事を書いたのもそれ関係でしたね。 結論の要約 北極の氷は、前年が異常すぎるほど融けていたから前年比で回復したように見えるだけで、今年も30年…
結論の要約 古気候学を含むいくつかの学問分野に関する限り、著者の認識はかなり正しいと言えます。ただし、天文学系の話題で「よく一致している」などと言っている部分については、時間スケールが実際の気候のタイムスケールより大づかみではないかと思われ…
結論の要約 著者はIPCCの科学に関する重大な誤解をしています。「ホッケースティック曲線」は古気候学の成果であって最近の気温変化について述べたものではないですから。また筆者はIPCCそのものについても正確な知識を持っていません。 本文 前回の続きです…
結論の要約 懐疑論者が何故か目の敵にする「ホッケースティック曲線」は第四次評価報告書(以下AR4)から削除されてなどいません。また筆者が自説の補強の為に紹介した再現気候の研究もAR4には載っているのですが、あたかもそれらをIPCCが認識していないかの…
結論の要約 結論から言うと、懐疑論の記事は実に都合のよいトリミングの産物にすぎず、NASAは相変わらず人為的な気候変動は大問題だと考えております。嘘だと思うならばNASAのウェブページをご覧になればよろしい。ここがNASAの気候変動特集ページで、ここが…
「地球はミニ氷河期に突入した。」と発表(ドイツ研究所) : カラパイアという記事が注目を集めています。 「地球ミニ氷河期説」は、北極が2013年の夏までに、完璧に融けてしまう「地球温暖化説」と1900年から始まった地球温暖化は人類が排出した温室効果ガ…